ぶらりのつもり。

平成生まれがよい大人を目指す道ログ

映画「イエスタデイ」をみた話

Beatlesがいないというif

公開中の映画「イエスタデイ」を観ました。f:id:kutsune60:20191028192437j:image

もしビートルズがいない世界だったらというifをテーマにした娯楽映画です。ちょっとショッキングな出来事のあと現実から逃げるために行ったのですが、楽しい映画でよかったです。妙な気を起こして「ジョーカー」とか観なくてほんとによかった。


あんまりネタバレはせずに書こうと思ってるので手短にしますが、楽に観るのがいいと思います。ビートルマニアがこの映画を楽しむコツは肩の力を抜くことです。


「いやシャウト出てないやないかい!」「いやココそうしてしまうんかい!」みたいなのは思わずにみるのがよいですね。去年バカ受けしたクイーンとボヘミアンラプソディみたいなのを期待していくのは最初から間違いです。これは音楽映画ではなく、伝記風映画ですらなく、ビートルズが題材になったただのラブコメなのです。

なのでビートルズビートルズと張り切って行くと微妙な気持ちで帰ることになるかもしれません。なんでそこはこんなに凝ってるのにここはこんなに適当なんだろうみたいな事を思ってしまいますが、それは1人でモップ頭を振り回して暴れているだけです。

 

逆にこれはただの娯楽映画だと割り切っていくと、途端に「ラブコメなのにこんなに凝ってるのか!すげえ!」というプラス評価になります。なるほどミニクーパーか。セリフも歌詞をこすっていてニヤリとできるね。ハードデイズナイトもっかい観たくなるな。コーラもそうなるのか。おぉちゃんと裸足じゃん!などなど…。

ちなみに音はそんなによくないと思いました。IMAXドルビーアトモスで観るほど音にこだわった作品ではないんじゃないかな。まぁ気にしてる人ほとんどいないと思いますが。


最後に1つだけ。この作品のクライマックスは最終盤のある静かなシーンだというのは全員一致だと思います。ウェンブリースタジアムでのライブじゃありません。主人公の恋の行方でもなかった。きゃりーぱみゅぱみゅTwitterでそのシーンのセリフに触れていましたが、あそこは本当によかった。僕は勝手に泣きました。なんと優しく素敵なifなのかと。とても愛のあるifです。


あと僕は線路そばの小さなスタジオでの録音がとても楽しそうで好きでした。

興味あるな〜という方は、ぜひ。

Beatlesモノラルステレオ比較④

Beatles For Sale【1964】

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先日から「YESTERDAY」というビートルズオマージュの映画が公開されてますね。ファンの喜ぶ小ネタ満載と聞いたので、観たいなと思ってます。遊び心なオマージュものなのでバンドの半生を!とかいう伝記映画より純粋に楽しそうな気がします。

書きたい書きたいと思いつつ書けないこの企画。まだ4枚目です。ビートルズフォーセール。

 

書かなきゃ!と思っている理由はもっぱらこの前のAbbeyRoad50周年記念リマスターの発売です。買ったらその感動を書きたいじゃないですか。もちろんラストアルバムまでまだまだあるので間に合わないのですが、気分としてはそんな感じです。

 

さて、4枚目のBeatles For Saleですが、どういう印象をお持ちでしょうか。地味、という方もいるかもしれません。なんせカバー曲が多いです。1964年のクリスマス商戦に向けて発売されたこのアルバムは準備期間が短いんだろうなということがちょいちょいと感じられる1枚です。前述したカバー曲の件もそうだし、ジャケット写真が冬というのもそうです。撮ってすぐに使ってるんとちゃいますやろうか。ニューヨークのセントラルパークでツアーの合間かなんかに撮られた写真は寒そうで、なんとなく、くたびれた感じも見受けられます。僕は毎年寒くなってくるとこのアルバムが聴きたくなります。

 

どっこい、そんなBeatles For Saleは実は僕の大変なお気に入りアルバムであります。ビートルズにハマった当初、アルバム単位ではこれが1番好きでした。特にEvery little thingが好きだった。ビートルズを教えてくれた叔父にそれを伝えたら渋すぎ…!と言われて、それが小学生ながらに嬉しかったのを覚えています。

でもいいですよねフォーセール。最初の3曲とかポップなのに歌詞が暗くて最高です。どれもアイドルにしては暗い歌詞です。返事はないし僕は負け犬だし気になるあの子は他の男子のことで憔悴中です。I'm a Loserだなんて全世界席巻中のスターが言うことではありません。Help!に繋がるジョンのダウナー面が表れてるとか聞きますが、確かにそうかもしれません。

 

それでは前置きが長くなりましたが、デジタル音源として世に出ている1987モノラル、2009ステレオ、2009モノラルを比べてみたいと思います。

 

・2009ステレオのクリアさが◎

ファーセールは少し迷いました。

まず昔よく聞いていた1987音源が心地良くて安心感がありました。まず1987音源がモノラルだったということに2009年のステレオ音源を聴いて初めて気づいた私ですが、その愛着のまま1987モノラルもオススメします。ボーカルが前に出ていて聴きやすく、バランスもよい印象です。

一方の2009モノラルもけっこう好きでした。1987よりボーカルが引っ込んでモコモコしてしまった感はありますが、音が質感豊かで滑らかになりました。今まで4枚を聞いてきましたが2009モノラルは全般的にモコモコ寄りですね。モノラルで言うとLPボックスセットのカッティングの方が圧倒的によいそうですが、僕も同感です。まぁ1987モノはすこし粗雑な感じもあったので、音の質感を大事にしたいなら2009モノも良さそうです。いいスピーカーで聞けるなら映えそう。

さて◎を付けた2009ステレオですが、万人には薦められないかもしれません。他の2つと比べて抜きん出てクリアでハッキリした音像です。クッキリ最高!な人には良いと思いますが、僕はモノラルの感じに慣れていたので最初に聴いた時はそれはもうびっくりしました。こんなのフォーセールじゃないぞ…という感想さえありました。でも同時に、めっちゃ楽しかったのも事実です。今までは聞こえてなかったパートがたくさん聴こえました。No Replyには八分音符で鍵盤が入ってたのか!とかHey Hey Hey Hey!にこんなリフあったのか!とか。知らない発見がたくさんありました。昔のCDを聴いてきた人はいろんな気づきを得られると思うので必聴です。

 

ステレオ音源を聴いて初めて気づいたのはRock and roll musicでピアノが途中でぱたりと消えるタイミングがあることでした。1:45秒過ぎでピアノが突然いなくなるのですが、これには今まで気付いていませんでした。聴いてる時に何かが足りなくなったというか、違和感を覚えて聞き返してみた時には「ステレオはピアノが途中で抜けてる…!」と思ったのですが、モノラル音源を聴いても同じところでピアノがいなくなっているように聞こえます。単に分離がよくて聞こえてしまった結果なのかなと思いますが、ピアノの聞こえ方は聞き比べとしても面白いと思います。

 

他にもステレオはMr.Moonlightや Kansas City/ Hey Hey Hey Hey!のフェードアウトが若干遅いです。

興味が湧いた方は、ぜひ!

 

 

OneMusicCamp2019録

今年もOneMusicCampに行った話

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月日の流れは早く、あんなに楽しかった2日間も2週間前になってしまいました。でも、落ち着いて書けるかなと前向きにとらえて筆を取りました、夏の終わりに行った夏フェスの話です。

 

・毎年恒例のキャンプフェス@三田

One Music Campは兵庫県三田市の山奥で行われているキャンプフェスです。大学を卒業して兵庫県民になってから毎年通っています。ここに書くのは初めてなのですが、僕はもうこのフェスには今年で5年連続の5回目です。今年が10周年だったみたいなのでもう半分を行き続けてることになるんですね、これはシンプルに驚き。行き始めてもうそんな経つのか…。

あとおめでとう10周年。続けるって、偉い。すごい。

5年目ともなればもう準備は慣れたもので、チケットが発売されたらチケットを取り、レンタルテントの手配をして、レンタカーを取ります。もはや自動的に体が動く。「行かない」という選択肢はなく、惰性で毎年行き続けています。

最近はシャトルバスが出たり、ホテル泊付きプランが出来たりと手段も充実してきていてそっちの方が楽で安いんじゃね?とか思いつつも、慣れた手順と何よりキャンプ拠点でのゆるい時間が好きで変えられません。毎年テントを借りてるので、とっくにテントを買った方が安い分岐点は過ぎてるのですが、持ち運びや置き場所が面倒でここまで来てしまいました。もったいない。けど、まぁこのままズルズル行くんやろなぁ。

とてもお洒落なテントやタープを張って拠点を作り込んでいる方々もいて、カッコいいなと思いつつも、必要最低限のテントとタープで毎年参加しています。お洒落なキャンパー達が増える中、キャンプ映えに貢献していなくて申し訳ない。

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さっき「惰性で」と書きましたが、このフェスは個人的には大事なというか感慨深いフェスです。意味もなく行っているという意味ではなくて、摩擦ゼロの等速直線運動で毎年同じ勢いを保って行き続けているという意味ですね。

個人的にいっときちょっとつらかった時期、たまたまこのフェスで積極的に遊びを自分で企画して遊ぶということが閉塞感を打破してくれました。ストレス発散には全力で土日は遊ばないといけないタイプだとその時気づきました。その年に何を目当てにONEを見つけて、何を通じてその気づきを得たのかもうよくわからないですが、とにかく「遊んで発散!」という自分の特性を教えてくれたのがONEだったのです。これがたぶん僕がOneMusicCampを大事にしている理由ですかね。

 

・何を聴くのだ

今年の僕の動線はこんな感じでした。

Day1: BAGDAD CAFE THE trench town

Lainy J Groove→ドミコ→

七尾旅人曽我部恵一

 

Day2: DSPS→eastern youth

 

こう書くと全然観てないなって感じなのですが、テント拠点の位置的にメインステージの音楽はよく聞こえるので、テントの中でうたた寝しながら聴くという最高な環境で聴いたアーティストがたくさんいます。わざわざ行かない。これがまたええんよな〜。

観た中で印象的だったのは、まずは曽我部恵一。ほんとソカベが優勝しました。初めてソカベを観たのもONEでしたが、その時に聴いた1曲が個人的にその夏を表す曲となり、もとい僕の“夏”を表す曲となりました。その曲を今年もやってくれました。またONEで聴けて歓喜。その上、去年友人たちが僕の結婚式に雑誌を作ってくれたのですが、そのテーマになっている曲までやられてしまいました。当日その歌い出しで頭を抱えて悶えていたのは私です。ありがとう夏。

七尾旅人はエモかったですね。さっき出てきた雑誌を作ってくれた友人たちと毎年仲間内で小さなイベントをやっているのですが、そのテーマ曲をやってくれました。おかげで初めて生ローリンができました。ありがとう三田。

思いがけずハマったのがDSPS。台湾のバンドで、音楽を始めたきっかけがスーパーカーだったという由来を聞いて予習した時に割と気に入って観に行ったのですが、ほんとよかった。この夏イチの収穫でした。ベースのアレンジめちゃええやん。帰ってからもずっと聴いてました。ありがとうONE 。

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・何が素敵なのだ

それにしても、ONEはいいフェスだと思います。最近は毎年森道市場に通ったりカミコベに突っ込んだりと他のフェスに行ったりもしていますが、ONEに来るとやっぱコレだな〜と僕はなります。きっとこれはホームフェス。

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魅力を表していくとこんな感じかな。

ゆるい / 人が少ない / アーティストとの距離がくそ近い / なんなら運営との距離も近い

ゆるさゆえか、めっちゃ子供も多いです。音楽は置いといて普通に遊びに走り回っているのがとてもよいです。そりゃキャンプするだけで楽しいもんね。子供たちは遊んでるし親たちは仲間で来て音楽を聴きながらビールを飲んで、みたいなこんな光景を勝手に想像しています。そうやって家族連れで来られるフェス、ええやん?

ファミリーで来られるとかアーティストが近いとかは全て人の少なさに起因していると僕は思っています。今年も満員と聞いてましたが、後日地元紙を読んだら来場者は3,000人もいないようです。少ないように聞こえますがキャパとしてはほぼパンパンで、もうあれ以上は入らないんじゃないかと思います。てか入れないでほしい笑。

テントが所狭しと並び、地面に貼られたロープに引っかからないように歩くのは、センサーが張り巡らされた美術館に忍び込むルパン三世の気分でした。さっきまで通れた道にテントが立って入れなくなってたり、年々人は増えて会場は窮屈になってきた気がします。5年前とかもっと楽に動けたんですけどね。

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もちろん、ちゃんと人が来て利益も出るというのが存続の条件だと思うのでこれからも頑張ってほしいと思っていますけどね。高槻ジャズストリートなんかは人が集まらなくなってきて悩んでるとかボヤいているそうなので。頑張れただ資本消費的なだけではない音楽イベント!

 

キャパの関係で人が少なく、キャンプだけして満足しちゃってる人とかもいるので、アーティストとの距離も近いです。そのゆるさが好き。今年も曽我部恵一がこの距離にいる!ってそれだけで泣けました。もはや会話のできる距離。これ知り合いの距離やんって近さですよ。

メインステージであっても少し離れれば座って聴けます。確かにテント拠点で飲んだり喋ったり寝たりしてるとそれだけで最高で、行こうかなと思ってたらアーティストは遠耳に聞こゆる音で満足してしまうみたいなのもあります。普通にいい音で聞こえてくるしね。

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・なんか今年は楽しかった

今年で5年目の参加でしたが、今年はなんやかとても楽しかったです。これは一緒に行ったメンツのおかげかな。一緒にONEに来続けて5年になる盟友と初参加の2人という男4人でしたが、濃くて楽しかったです。

去年は学生時代のバンドサークルの後輩が演者で来ていたり、その前はPAにゼミの友人がいたりとサプライズがあったりしてそれも楽しかったのですが、そんなイベントが無くても楽しかった。あと、運営の方々の「10周年イヤーや!2daysなんや!」みたいな気概もあったのかもしれないですね。そういうの好きです。笑

 

去年は究極にダラダラとして、カメラを持って行くもほとんど写真を撮らないという年にしてしまったので、今年はちょっと時間をとって写真を撮りました。今年はフィルムは持ち込まず、X100Fのスナップばかりでしたがそれも楽しかったな。カメラを持ってウロウロするので、自然とフェス専属のカメラマンスタッフさん達と似た動きをする瞬間があるのですが、このカメラスタッフさん毎年やってはるな、覚えてるなと思ったり。

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それはそうと、今年は10周年ということで2days開催になりました。ファンとしてはフツー喜ぶべきなのでしょうが、レンタカーを返さなきゃならないし月曜から仕事という面々にとってはあんまり喜べなかったですね…。

例年は1日目の夜に大トリがあり、翌日は起きて朝飯でも作ってコーヒーを淹れて、音楽をかけたりギターを弾いたりしながらゆるゆると片付けをして正午までに会場を出て、有馬温泉に寄って帰るというイベントだったのです。それが2daysになったことにより、観られなかったアーティストが急に出来てしまいました。まぁ個人的な事情ですがね。

奇妙礼太郎くるりも観てみたかったな。来年からは2daysが定着するのかな〜なんて気がしていますが、1days開催でも喜ぶ人がいるで!とここで小さな声でアピールしておきます。笑

 

来年も来られる限りは来たいですね。もし家族が増えたら一緒に来たいなとか思ってますが、まぁこればかりは自分の都合でいかないですからね…。でも会場のファミリーを見ていると今年もそう思いました。

 

あとせっかくプールあるし、森道市場がやったテントサウナをONEもやってください!とサウナーはリクエストしておきます。

また来年も遊びにいきます!

森道市場2019録②

3度目の森道市場

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森道市場2019録①は既に書きましたが、SaunaCampの話をしてたらそれだけで終わってしまいました。そのくらい素晴らしかったし、個人的には今年の森道市場ってつまりサウナだったよねという話に他ならないのですが、ちゃんとメインストリームの音楽の話もしたいと思います。

 

というか去年の森道市場の投稿がこの5本くらい前なので、年間でそれくらいしか書いてないんですね、僕。まぁそれでもいいかと思ってはいますが。

 

何を聴くのだ

音楽が好きで行き始めた森道市場ですが、今年は去年よりもさらに力を抜いて観られました。去年も似たようなことを書いた記憶があるので、輪をかけてぜんぜん頑張らなかったのでしょうね。大人になったなというか、歳を取ったなというか。

その意味で言うと今年は3日目にクリープハイプが出演していたので、日曜日の客層が明らかに青くて若くて面白かったですね。去年のアジカンの時もライブキッズが増えたなとか思いましたが、クリープハイプの方が顕著だった気がします。雨にも負けずヤングにライブへ参加していて羨ましかったです。君はロックなんて聞かないことはないだろうなという尾崎さんの声が響くなか、僕は屋根の下で雨が止むことを願いながらタコ無しのタコ焼きを食べていました。

 

僕の「何を聴いたのだ」は以下のとおりです。

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1日目:ダサい曲をかけるパーティ、NF山口一朗

サウナに入り浸ってたら1日が終わっていました。世武裕子をはじめ、サウナエリアから聴いていたアーティストもいたのですが、サウナ外で服を着てちゃんと聴いたのはフィナーレだけでした。恐るべし森道市場テントサウナ。サウナの話は森道市場2019録①に散々書いたので割愛しますね。

 

あと我らが大阪は谷町の有名店、妻もお気に入りの飲食店である「台風飯店」からDJ sonodaがダサい曲をかけるパーティに出ていたので見に行きました。これがめっちゃ楽しかったです。関西発のイベントらしく友人のSNSなんかで見ていて楽しそうやなぁとは思ってたのですが、納得のダサさで本当に楽しかったです。次があればまた行きたい。

ついでにもちろんその台風飯店でご飯を食べました。ヤンガオという名古屋のカレー屋さんとタッグ出店していて、ヤンガオのカレーが土日は並び過ぎでとても食べられる状態でなかったので、この日食べてられてよかったです。ヤンガオも行列だけあって美味しいカレーだったのですが、台風飯店の伴麺が美味しくて美味しくてたまりませんでした。個人的には森道市場2019で食べたもので1番美味しかったです。気付いたら金土日と1回ずつ、全部で3食も食べてた。汁ありのラーメンも食べましたが断然汁なしの伴麺がおススメでした。レギュラーメニューに加えてくれんやろうか…。尋ねてみたら森道限定です!と言われたのだけど、ここで小さな声で再リクエストしておきます。

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2日目:拍謝少年、chara吉澤嘉代子tofubeats

今年の森道で1番天気がよかったのは土曜日でした。この日のサウナエリアは本当に最高でした。まともに観たのが4アーティストというあたり、振り返るにこの日もサウナにけっこうな時間いたのだと思います。あとは中村一義を100℃超えのサウナ室内→晴天のプール水風呂のコンボの中で聴いていたのですが、楽しかったなー。サウナにはインストかメロウな曲かと思っていたのですが、ロックもいけるやんと思いました。

 

charaは多幸感に満ちていました。ステージのはるか後ろでレジャーシートをひいて聴いていたのですが、フェスに繰り出される名曲の数々に気持ちよくなってました。一昨年は観てなかったので今年はみられてよかった!ベースが学生時代のサークルを通して知っていた人でびっくりしました。すげーなぁ。みんな世に出ていくんやなぁ。

あと楽しかったのはtofu先生ですね。夜の遊園地ステージでぶち上がりました。新曲を聴きこんで行ってたので聴けてよかったです。

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写真もこの日撮ったのがいちばん良かったです。夕焼けは拝めませんでしたが、日が綺麗に暮れていき、明るさが減っていく時間がたまらなかったです。ちなみに3日間で撮った写真で個人的にいちばん好きだったのが朝にホテルのラウンジから撮った豊橋駅の写真でした。

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フェスに来といてフェス会場の写真じゃないのかよとも思いましたが、5月の晴れの日をかっ飛ばしていく新幹線がお気に入りです。
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3日目:シャムキャッツ、iri、青葉市子、Yogee  New Waves、アイリッシュミュージックパーティ、カネコアヤノ

この日が1番音楽フェス感がありました。サウナエリアで水着を着ることはなく、ずっと洋服を着てアーティストを巡りました。アーティストとして個人的に1番目玉だったカネコアヤノがいたので、音楽的に楽しみな日でした。

 

シャムキャッツは間に合わず、遠くから聞こえてくるのをひろっただけでしたがらModelをやってくれてたから嬉しかったかな。

iriは今回の森道で好きになったアーティストNo.1でした。名前を知らなかったのだけど友人たちにすごく良いから行こうと勧められて聴いたのですが、知ってる曲めっちゃありました。サブスクで聴いてたんやと思います。帰ってからもよく聴いてるので、1番の収穫だったかなと思います。

青葉市子は生で初めて観たのですが圧倒的に生がよいですね。あの西洋12音階じゃない感じ。ハーフトーン、って言うともうドレミファに縛られちゃってるのですが、その半端な音程にメロメロでした。音源より断然こっちの方が好き。

Yogee New Wavesはもっとエモい感じの聴き心地になるかと思ってたんですが、楽しいハッピーな感じになりました。僕が好きなのは1stアルバムなんですが、その頃よりカリブ感が増して陽気な感じになってる気がしました。やっぱキューバにずっといたらこうなるのかな…。

 

アイリッシュミュージックパーティは安定的に楽しかったんですが、やっぱり雨が降りました。しかもまぁまぁ降ったかな。もう3年連続で降られてるので、ハイハイという感じではありましたが、やっぱり盛り下がってしまいますね。避難場所を探してさまよい、テントの下でご飯が食べられるお店を見つけてそこに入り浸っていました。そこではタコ焼きが提供されていたのですがもうタコ切れになったらしく、中身が無いこなもん焼きが「虚無焼き」として売り出されていました。ガラムマサラとかスパイスがかかっていてけっこう美味しかったです。

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THExxxxxxでキャーキャー上がる黄色い歓声を覗いたあと、帰路につく東京からの友人達と別れました。まだすこし雨も降っていたのですが、カネコアヤノを観ずには帰れず、初の1人森道市場です。意地で残った夕方でしたが、今年のミラクルはここからでした。トイレに並んでたら、何故か知ってる顔の方がいました。最初はなんで顔を見たことがあるのか分からず、人違いかなとか思ってました。でもふと思い出したのが去年くらいにめっちゃ読んでたブログ主の奥様。その方はブログ写真にスナップモデルとして奥様をよく撮っていて、過去のブログで顔を確認した上で声をかけてみました。

よくそんなことしたなと今は思いますが、そのくらい一時期読んでたんです。ファンだったと言ってもよい。というのも僕は新婚旅行でイタリアに行ったのですが、どんな写真撮ろうかな〜とイタリア旅行の写真ブログを見て回るうちに見つけたその方のイタリアハネムーン記事がめっちゃ好きだったんですよね。たくちゃそさん。フジフイルムのX100Fがこれ以来ずっと欲しいです。https://www.takchaso.com/Italy-diary

で、勇気を出して声をかけてみた結果、テントに招き入れてもらい話をするという光栄に預かりました。初対面やったんですが、学生時代にめっちゃお世話になった先輩にどことなーくながら完全に雰囲気が似ていて、初対面の感じがしませんでした。僕が勝手に親近感おぼえてるだけなんですが、今年の森道イチのミラクルでした!話をしてるうちにカネコアヤノが始まってしまったんですがたくちゃそさんと一緒にダッシュでカネコアヤノを観たり、ウインドミルをして見せたカネコアヤノにテンションが上がり歩きながらピートタウンゼントの話をしたりと、めっちゃよかったです。うんめっちゃよかった。嬉しかったな。

 

帰りは大阪までずっと1人だったのですが、サウナ、音楽、美味しいご飯、懐かしい顔に会えた喜びから新しい人と話ができた嬉しさまで、ひとそろいの幸福で余韻が半端なかったです。

 

チケットを取る時はもう最後でいいかなとか思ってたんですが、また来年も行っちゃう気がするなというところで、森道市場録2019を締めたいと思います。

 

森道市場2019録①

3度目の森道市場

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今年も行ってきました、森道市場。

梅雨入り前、毎年5月の気持ちがいい時期に愛知県は蒲郡にて開催される音楽フェスです。3年連続で雨も降ってますが、それでも今年も楽しかったです。音楽フェスじゃなくてあくまで市場だから!という主催のコンセプトはいいですね。

 

友達とサウナが持っていった3日間

僕は今年、「人に会う」ことが森道市場の目的になりつつあるなと感じました。互いに音楽目的なのはもちろんなのだけど、毎年森道ではたくさんの友人に会います。僕は学生時代を東京で過ごしたあと関西にUターン就職したので、東京にたくさん友人がいます。彼らと会える音楽フェスとして地理的に森道はぴったりです。ここで毎年会う友人が出てきてしまって、なんかもう抜けられない感じがあるのが有り難い限りです。

 

そして何より、僕の今年の目的はNight FishingプレゼンツのSaunaCampにありました。後述しますが、このためだけに蒲郡まで行ったと言っても過言ではありません。いやほんとに。f:id:kutsune60:20190613145710j:image

先に言いますが音楽フェスの感想なのにこの森道市場2019録①はほぼSaunaCampの話しかしません。

 

そんなわけで、音楽は何よりも好物なつもりですが、もはやそれが無くても今年に関しては満足していたと思います。フェスキッズ卒業でした。そもそもキッズな歳ではないですが。

 

僕のサウナ元年

サウナキャンプが何かという話をする前に、まずサウナの話をさせてください。僕が最近ジュージューとハマりつつあるサウナの話。

 

僕のサウナというものの認知は2019年にガラリと変わりました。僕の暦の上では2019年は平成31年と令和元年とサウナ元年です。それまでは暑さに満ちた汗ばんだ空間としか思っておらず、中の人たちは何をしてるんだろうとずっと不思議に思っていました。単なる汗かきデトックスかなとか思ってました。

 

サウナの何がいいのか

きっかけはウチにある友人が来た時、彼が最近狂っているというサウナについてアツいプレゼンをしたことです。彼がそのディープリラックス感と快楽性と作法とをあまりにも活き活きと語るもんだから、ちょっと興味が湧いたんです。

 

まず全体のお作法と、個々人の方法が両方あるのがいいなと思いました。マナーを守りつつ基本から始めて、自分のやり方を見つけていくというのは趣味性が高くて面白そうです。「ととのう」「羽衣」「あまみ」など用語がいっぱいあるのも楽しそうでした。

※ととのう:たぶんサウナ用語。快楽物質が回り気持ちよくなって得られるリラックス感。たぶん。

 

あと快楽物質についても興味がありました。昔、椎名林檎モルヒネを聞いてドーパミンやエンドルフィンを知り、お酒とよい音楽とよい空間をかけ合わせたときの後頭部中央奥くらいの気持ちよさがそれなんじゃないかと思っていた経緯から、あれが操れるなら是非やりたいと思い参入しました。

 

出張先の北海道でサウナ付きのホテルに泊まってみて、サウナ→水風呂→外気浴と、友人に習ったとおりに3セットをやってみました。1セット目をなるほどこんなもんかと終えて続けた2セット目。これが僕のサウナーへの扉を開いてしまいました。間接照明のほの暗さとビジネスホテルぽくないアンビエント音楽、独り占めした水風呂と冬の北海道の冷たい外気浴が効き、世界が回り始めて、椅子の上で笑いが止まらなくなるくらいにととのってしまってました。座ってる椅子の脚が床から離れて北の大地がフワフワと自分から離れて広がっていく、そんな感じでした。

これ以後、出先のホテルはなるべくサウナ付きのところを選ぶようになり、サウナの楽しみに沈みつつ、今にいたっています。

 

森道市場×SaunaCamp

森道市場ではサカナクション率いるNight Fishingが毎年なにかしらのイベントをやっています。去年は食事を作る音をサンプリングして音楽にする「Eat Beat」とコラボしてました。

 

このコラボが今年はSaunaCampだったのです。ちょうど行くつもりだった森道市場に興味のあったSaunaCampが来るということで、嬉々としてチケットを取りました。土日は鬼のように混むんじゃね?という懸念から金曜から日曜までの3日間で参戦しました。金曜ならサウナを堪能できるだろうという考えです。いま思うと凄まじいモチベーション。f:id:kutsune60:20190613145831j:image

それでSaunaCampの実はどうだったのかと言うと、控えめに言って最高でした。野外フェスでサウナ体験が出来るよう、断熱テント内に薪ストーブを入れてその上にサウナストーンを置いてサウナー各位を熱し、水風呂代わりに遊園地のプールにintoできる完璧なシステムが森道市場にはありました。

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サウナエリアはステージ後方の正面だったので生演奏が聴けるし、転換中にはプール両翼に設置されたスピーカーからサウナ用プレイリストが流されるという天国具合。水風呂がぬるめだったのにも関わらずバキバキに整いました。音楽との親和性がありすぎました。あんなんあかんやろー。僕調べで音楽が好きな人はサウナにハマりやすいという言説があるのですが、やっぱり本当だと思います。快楽を覚える脳の部位が似てるんじゃないかな。

 

しかも10棟あるテントにはどれも異なるアロマ水が用意されていて、どの匂いも最高でした。ユーカリ、ミント、はちみつレモン、薪スモーク、ローズマリー、生ヴィヒタあたりが印象的だったかな。特に生ヴィヒタ、超楽しかったです。セルフロウリュ(熱したストーンに自分で水をかけて温度を上げること)も可能で、個人の裁量で温度を調節でき、洒落た匂いも好きに浴びることができました。

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1日にやっても3セットだった僕がその日は8セットくらいやりました。すごかった。まじ魔物。金曜は「せっかくだから人の少ない森道市場で写真を撮ろう」とも思っていたのですが、昼間に着いたのに気づいたら20時過ぎで、サウナ以外何も出来ませんでした。笑

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夜のサウナエリアは照明がとても美しく、水風呂であるプールの水かさも上がってきて冷たくなり、ととのい環境としての威力が増していたことも離れられなかった理由だったかなと思います。最後に金曜のフィナーレだけ見ました。まぁNFが目当てだったのですから、これでもう大満足でした。f:id:kutsune60:20190613150035j:image

ちょっと考察。SaunaCamp!

この日、一緒に行った友人がサウナに開眼していました。サウナの師が共通の友人であり、100度近いあの熱いプレゼンを一緒に聞いてはいたのですが、森道市場前はたぶん彼と僕にはサウナ室の1段目〜2段目くらいの温度差がありました。「サウナいいよね〜」という言葉への熱の入りようは違ったと思います。それがどうでしょうか。何回目だったかの外気浴後にこちらは歩いてくる友人の晴れ上がった顔を見て「あぁ君も扉を開いたのか」と思いました。紛れもなく真理を見た顔をしていました。これにて2人してめでたく人柱候補です。

 

帰り道、2人でサウナキャンプの何が楽しかったのかを話しました。巷のサウナにはないグルーヴがあの日のSaunaCampにはあったと思います。僕らはホテルに帰っても侃侃諤諤とその良さを話し合っていました。

 

・音楽がいい

もはや自明のことですが、やっぱ音楽は良かった。最高でした。合います。音楽とサウナは文句なしに合います。個人的には楽しい思い出があるVIDEO TAPE MUSICのSpeakLowという曲がかかったタイミングが絶頂でした。ありがとうDJ、ナイス選曲。あとジャンルとしてダブはくっそととのいましたね。合うんやと思います。

・場所がいい

これも言わずもがなですが、ロケーションが最高でした。水風呂がプールという解放感。浅いけれど、ひーろいのです。もちろん泳げます。バタフライ以外はやりましたね。しかも外気浴スペースはプールサイドなわけで、椅子に座ってもよし、そのまま地面に寝転んでもよしで、自由度がたまりませんでした。

・人がいい

この辺から特筆点です。あの3日間のサウナエリアの高ぶりは、参加者との共鳴にあった気がします。みんなサウナが好きで来ているという連帯感です。NF×SaunaCampは界隈では相当な話題でしたが、フェスに来ていた全員からするとまったくのマイノリティでした。「テントの中でなんかやってるよ…?」と覗き込むだけの来場者が9割9分だと思います。

そんな中でサウナが好きな人が全国から集まっているわけで、スタッフもみんなサウナ好きなわけで、話が弾まないわけがありません。師によるとサウナ界で有名な人も多くいたそうです。そういう「このためにきたぜ!」感がエリアに謎の高揚感を生んでいた、そんな気がします。

・歴史を作ってる感がいい

前項に少し近いところがありますが、あの日の高揚感には自分たちが歴史を作っているという感慨もあったと思います。音楽フェス×サウナの取り合わせはちょいちょい話題にはなっていたみたいなのですが、初実現があの森道市場でした。

これはもっと出来るもっとやれる!という感触を全員が得ていたと思います。特に企画側の皆さまにその確信があったと思いますが、参加者にもあったんじゃないでしょうか。新しい文化形成に立ち会えた喜びというか、新しい道が開かれた喜びというか。その共振がグルービーだったんじゃね?とか思っています。

・コミュニケーションがいい

普通、僕はサウナでは人と喋りません。誰もがそうだと思います。瞑想するか、中にあるテレビをぼんやり見ているかのだいたい2択です。1度北海道の支笏湖畔にある老舗旅館サウナでおじいちゃんに話しかけられましたがそれは珍しい例で、普通は話しかけられもしないと思います。みんなそれぞれの宇宙旅行を楽しんでいる感じです。

それがSaunaCampは全く違いました。めっちゃ喋った!同じサウナになった人たちと、出身やら仕事やら音楽やら、そしてもちろんサウナやら、めっちゃお喋りをしました。初めてのことでしたが、全然悪いもんじゃなくて、これがとても楽しかったです。THEサウナーな方もいれば友達に引っ張って来られたビギナーまで、みんな感想が違って面白かったです。

・サウナテントでセルフロウリュがいい

なんで普通は喋らないサウナであんなにお喋りをしたのか。それはサウナテント内の仕組みがよい働きをしていたからだと思います。

まずはサウナテントは狭いです。快適人数はおそらく4人。収容人数は5人ってところかなと思います。当然各々の距離は近く、喋ったほうがいいよね的な距離感に最初からなっています。

そして外せないセルフロウリュ、これが会話のきっかけになっていました。狭い空間を共有しているわけですが、ロウリュすればテント内の温度は爆上がりするのでテントメイト(今できた言葉)に無断ではなかなかしにくいところです。必然的に「ロウリュしてよろしいですか?」という問いかけが生まれ、「ガンガンいきましょう」「うわめっちゃ熱い…いいっすね…」みたいな、それをトリガーに他の話が続いていきます。会話のきっかけになる仕組みが、アロマ水を張ったバケツ&ひしゃくという形でどのテントにも用意されているので、自然とお喋りが弾んだ。こんなところだと思います。

森道前にTwitterをフォローさせていただいていた方と後日繋がることもできました。サウナハットを自作されている方だったのですが、このサウナハット写真に撮ったな…!とか思って勇気を出してメッセージを送ってみました。まだそこまで広がっていないカルチャーだからこそできた絡みだったと思います。

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終わりに

そんなこんなでやっぱり森道市場2019①はサウナの話しかしませんでした。もともとおじ様たちの物であったサウナが健康や美容、アウトドアやフィランド的シャレオツ文化としてあらためて見直されてフレッシュな受容のされ方をしつつあるのが面白いと思います。

まぁそりゃ流行るよなーと思いますけどね。だって気持ちいいもん。短絡的ながら、酒に音楽とか人にめっちゃ褒められるとかに並ぶ合法ドラッグですよあれ。

 

ほんとにサウナの話をしてたら終わってしまいました。森道市場2019録②では音楽やお店の話をしたいと思います。つづく!

 

Beatlesモノラルステレオ比較③

A Hard Day's Night【1963】

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ビートルズの音源比較、3rdアルバムまで来て今回はA Hard Day's Nightです。ビートルズ初の主演映画の収録曲集ですが、れっきとしたオリジナルアルバムで、映画は観ずとも大丈夫です。めちゃいいアルバムです。というか今となっては映画は観てないけどアルバムは聴いたという人がほとんどなんじゃないでしょうか。売れっ子になり、波に乗ってるバンドの勢いが感じられる楽しいアルバムです。あと作曲数の多さで分かるようにジョンレノン色が強く、初期ジョンのボーカルにしびれることのできる曲が多くあります。映画なしで普通に完全なる満足が得られます。

とは言いつつも是非映画も観てください。ビートルズの映画はA Hard Day's Nightがダントツで1番いいです。モノクロなのも含めて最高です。売れっ子バンドになった勢いや、4人の仲の良さが滲み出ていて、観てるとニコニコを禁じ得ません。当時プレスリーの影響か「音楽で成功したら映画も」みたいな流れがあり、4人も「成功したから映画に出たかった」みたいな話を残しています。

僕はイギリスに行った時この映画のロケ地巡りをしました。印象的な映画のオープニングシーンはロンドンのマリルボン駅ですが、ここで走ってコケてみたり新聞を読んだりしました。くそ楽しかった!気になる方は映画を見てください、ほんとにおススメです。

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・急に進歩した?ステレオ録音

例によってCD音源になっている1987モノラル、2009ステレオ、2009モノラルを比較します。ちなみにAppleMusicとSpotifyにあるのは2009ステレオでした。

https://itunes.apple.com/jp/album/a-hard-days-night/401132835?uo=4&at=10l8JW&ct=hatenablog

このアルバムを聴き比べてまず1番の感想はステレオ録音の進歩です。ボーカルや楽器が妙な分離をしていない!違和感がない!ボーカルがちゃんとセンターになっているのが大きいですね。これだけでずいぶんと自然に聴かれます。僕も学生時代に音楽はやっていましたが、レコーディングなんてものはしたことがなく、ましてトラック振りなんてことにはガチ無知なのですが、どういう考えを持ってやるものなんだろう。サードアルバムでこんなに出来るなら最初からやればよいのに…とか思ってしまうくらい、ナイスな出来です。結論から言うと、2009ステレオがその勢いのまま逃げ切って僕の中では優勝です。

ちなみに4枚目のBeatles For Saleでは泣き別れみたいなことは全くありませんが、若干分離が目立つステレオになります。全然許容範囲ですが、3rdのステレオの方がよくね?といつも思っています。

 

・アナログの香りが残る1987モノラル

まずは元祖CDの1987モノラルから。ジョージマーティンがビートルズCD化の際にミックスしたもので、モノラル音源が採用されています。おそらく1番元気のあるミックスで、ボーカルがぐいぐい他を引っ張っていく印象です。なんとなく他と比べるとアナログの音像に近い気がします。音が配置してある空間は狭めですが、それと引き換えに、演奏に塊感というかパンキッシュな威力を得ています。これもいいですね。

30年も前のミックスですが、ジョージマーティンは流石だなと思います。「新しいほうがいいね!即断!」って全然ならない。

 

・おとなしめで聴きやすい2009モノラル

最も中庸かなと感じたのが新モノラルでした。適度な塊感を残しつつ、楽器1つ1つの形は1987版より分かりやすいです。音が鳴っている部屋の広さも少し広くなった感じがして聴きやすいバージョンだと思います。優等生タイプ。

ただ、ボーカルが引っ込んでいる分、なんかこもってしまったような感じもしました。なので個人的には1987が銀賞で、これは銅賞でした。

 

・自然かつ鮮やかな2009ステレオ、優勝。

ということで金賞ゴールドは2009リマスターのステレオ版でした。3rdアルバムにして新リマスター版が初優勝ですね。

まず、前述もしていますがステレオながらトラック振りが自然になりました。ボーカルやリズム隊がちゃんとセンターに寄っていて気色悪さがありません。聴きやすい!音はあざあざと鮮やかになりました。モノラルよりもかなりクリアに聴こえるようになっています。ギターの歪み方が分かるようになったのと、ボーカルにツヤもあります。曲によってはボーカルがダブルトラックになっているものがあり、それもボーカルのツヤっぽさに拍車をかけています。If I FeelとかTell Me Whyあたりが分かりやすいです。

音のクリアさが味方して、A Hard Day's Nightの冒頭1発目のジャーン!は最高ですね。音楽界の和音1発ランキングで目の覚める1撃の上位であること間違いなし。この和音を再現したいというファンは多くいるはずで、イギリスの大学が調査論文を発表したという話までいつものサイトには書いてありました。僕はまだ読んでないですが。Tell Me Whyのジョンのボーカルも鼓膜の全部を使って聴いてください。あの曲のメロのジョンの声の色っぽさったらないと僕は思っています。「If you don’t really can’t go on〜」の部分、ジョンの声が少しだけしゃがれる瞬間に自分の脳から快楽物質が出るのを感じるのですが、そんなファンは多いんじゃないでしょうか。You Can’t Do Thatのリズムギターも少し当たった音がファンキーでカッコ良いです。ジャッキリと聞こえてきてよい感じです。ちなみにこの曲はシュープリームスがカバーしているのですが、「モータウンでやったらこうなるよね!」という期待の、ど真ん中をいくソウルフルな仕上がりで最高です。

 

あと1987CDに馴染んできた方々は、これもステレオを聴くと面白いと思います。モノラルとミックス違いなものがちょいちょいあります。I Should Have Known Betterのイントロハーモニカは微妙に違いますし、If I Feelの入りはステレオにはボーカルのトラッキングズレがあります。詳しくはこちらのサイト大先生に依りますので、興味があれば旧版CD かモノボックスを探してみてください。https://beatlesdata.info/alternate.html

 

・「1」収録のステレオバージョンについて

2015年にリマスターされた「1」にもこのアルバムから2曲、Can’t Buy Me LoveとA Hard Days Nightがエントリーされていますが、サブスク音源にもあるので聴いてみてください。めっちゃ鮮やかです。「これ2015年にレコーディングしたの?」って感じです。ギターソロとかすごくよいです。とりあえずの1枚的位置付けであるベストアルバムがこの音質だなんてすごいと思います。昔はこうではなかったのですから。僕も子供がもしできたら、言語を理解するより前からこれを勧めたいです。もちろん「1」を聴いたら各アルバムも聴いてね!としつこく言いながら。

 

次は「クリスマス商戦に向けて作られたアルバム」という情報を昔に読んだだけなのに、僕はクリスマスになる度に聴きたくなるBeatles For Saleを書きます。

沖縄のホエールウォッチングが凄まじかった話

3度目の沖縄旅行②

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この前の続きで、2月末に行った沖縄旅行の話です。

・day2 メインイベントのホエールウォッチング

「2月に沖縄に行こう」と決めた時に、何をするか考えて最初にこれがしたい!となったのがホエールウォッチングでした。きっかけとしては「沖縄 冬 遊び」でググっただけですが、2月の沖縄は遭遇率ほぼ100%と聞いてめっちゃ乗り気でした。だってクジラなんて見たことないじゃないですか。水族館にもいないし。あと船で海に出るのも、それだけで楽しそうだなと思いました。調べてみると泊まるホテルから朝からツアーの設定があり、時間もぴったり。こんなん行くしかないやん。そんな感じで僕たち2人はあんまり深く考えずにツアーに申し込み、僕は普段は持たない300mmの望遠レンズを荷物に入れてワクワクしていたのでした。

 

・激烈な船酔いと船酔いと船酔い

クライマックスから書きますが、冬の沖縄の海はまぁまぁ波が高く、船酔いへの覚悟と万全な対策が必要です。クジラはちゃんと見られましたが、それよりも行き道と帰り道の印象が強すぎました。ちょっと乗り物に強いくらいの人でも打ち負かされてしまうでしょうし、苦手な人は大人しくやめておいたほうが無難です。これはシリアスな三半規管強度試験です。早く陸に帰りたいと願いながら2時間を屍として過ごすのは時間の無駄です。クジラが現れても動けずに、むしろそれどころではないと船室に転がっている人も多くいました。僕は幸運にも生き残りましたが、朝ごはんをあとちょっと多く食べていたらやられていたと思います。紙一重で助かったという感じでした。

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僕たちが海に出た日は晴れでしたが、波の高さは2〜3m。そこまで乗り物に強くない妻を心配して事前に船の大きさを聞き、60人乗りと聞いて安心していたのですが、いざ目の前にするとけっこう小さい…。そういや船のスケール感なんて知らないですね。案の定、沖に出たら船から体が浮いたり飛んだりする揺れは当たり前でした。そんな中を船はギャンギャン飛ばします。広い海でクジラを探すのですから気持ちは分かりますが、とにかくめっちゃ飛ばします。最初はきゃーきゃー喜んでいた我々観光客ですが、15分もすれば静かになり、30分後にはエチケット袋が大盛況でした。

出航前の説明タイムにスタッフのお兄さんが「エチケット袋ならたくさんあるので!」と大量の袋をバサバサ振っていて、そんなに要らんやろ〜とか思ってたのですが全然違いました。出航から帰港の3時間あまりで50袋はハケたんとちゃうやろうか。言い過ぎかな。でもそのくらいの勢いでした。船は前半分の船室と後半分のデッキとに分かれて乗船するのですが、前の船室は揺れるし風が通らず暖かいために酔いやすいらしく、20人くらいが乗っていたと思いますが、生き残ったのは僕を含めて3,4人でした。

船はほかの船とも連絡を取り合いながらクジラを探しますが、この行き道がまず過酷です。早く見つかれと手のひらを胸の前で組んで願う船室。見つかるといったんはテンションが上がり、デッキに出てクジラのショーを楽しむのですが、妻いわくこのエンジンを切って波に揺られている時間が船酔いのピークだそうです。上下の動きが気持ち悪すぎて、クジラがヒレをあげても海面からジャンプしても、見る余裕なんてなかったそうです。潜る時に尾っぽが上がるのは何度か見れたと言っていたのでまだよかったですが、不憫すぎる。そしてその後は来た道を帰るわけですが、僕らのときは1時間以上走って来ていたので、帰りもまた1時間。船長からのアナウンスに何人かは白目で空を仰いでいました。

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ホエールウォッチングを終えて妻に感想を聞くと、「漁師さんはすごい。これからはもっと感謝して魚を食べる」という答えがまず返ってきました。それくらい過酷だと思って、臨んでください。もちろんクジラがちゃんと見られたので僕は楽しかったです。ジャンプをしたり、ヒレで海面を叩いて遊んだり、けっこうサービスをしてくれたよいクジラで、とても感動しました。このままじゃ営業妨害みたいな記事で終わってしまうので、少しでも快適にホエールウォッチングを楽しんでもらえるようにポイントを書いておきます。

 

・ホエールウォッチングのポイント!

⑴酔い止めは必ず飲む。高くてもケチらずにダイバー御用達の1番よいやつを買いましょう。

⑵朝ごはんは食べすぎない。空腹でもダメらしいので、適度を心がける。

⑶前日はお酒を控える。

⑷船は後ろの方に乗り、風が通るデッキを選ぶ。体温調節ができる重ね着にしておく。

⑸近くの波は見ずに遠くの島や陸地を見る。ダチョウのように首を伸ばしてでも外を見ること。

⑹カメラはシャッター速度優先で、望遠レンズなら晴れでもISO800くらいを推奨。クジラに会ってからも次どこに出るかは誰も分からないので、望遠レンズの覗きっぱなしは危険。広角側で全体を見つつ、姿が見えたらズームして合焦勝負。僕は爆速AFレンズが欲しくなりました。

 

・day2のその他

我々の沖縄旅行2日目はというと、その後沖縄そばの名店に行き、美ら海水族館に行くというものだったのですが、2週間が経ったいま、もう印象は薄いです。申し訳ないながら「その他」という上記の雑なタイトルのとおりです。別に沖縄そばや水族館がつまらなかったのではなく、午前中の試練が強烈すぎただけです。

沖縄そばは「きしもと食堂」という老舗で、すこし並びましたがとても美味しかったです。船酔い明けの妻は「二日酔いのあと食べるのにとてもいい」と優しい味を評していました。本部の町のたぶん中心地あたりにあふのですが、周りの商店街の雰囲気がとても良かったです。昭和へタイムスリップしたような雰囲気がありつつも、中に入ると洒落たコーヒースタンドなんかもあって隠れた名スポットだと思います。

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美ら海水族館は僕は初めての入館で、南の魚がたくさん見られて楽しかったです。1日目に行ったやちむんの里で、焼き物に描かれたカラフルな魚をたくさん見ていましたが、本当にああいう色彩感ですよね。あとジンベエザメのいる大水槽を上から見せてもらったり大興奮でしたが、外海とは違って静かな水面を見て、海の生き物たちは物足りなくないのかと心配になったりしました。2日目はそれくらい、ホエールウォッチングが我々の感受性を支配したと言ってよいでしょう。

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・day3 雨の名護パイナップルパーク

翌朝起きると外は雨でした。しかもけっこうな雨で、瀬長島のビーチで綺麗な写真を撮ろうと思っていた僕たちは予定が崩れてしまいました。お昼過ぎの飛行機で帰らねばならなかったので、あまり遠出もできず、帰路の上にある名護パイナップルパークでお土産を買って帰ろうという話になったのですが、これがなかなかに面白かったです。

パイナップルのテーマパークなのですが、適度なチープ感と浅はかなキャラクター性がなんともいえない良い感じでした。ダサ可愛い。ゴルフカートが改造された自動運転の車で園内を巡回するのですが、途中で写真を撮られたり、試食が色々とできたり、子供は十分に楽しめると思います。カメラは隠されることなく、キヤノンの一眼レフが台座に縛り付けられていました。植物園と一緒になっているのですが、熱帯植物園で南国の植物がたくさん見られたのが楽しかったです。マクロレンズを持っていけばよかったです。お土産コーナーも充実で、ところどころ屋根が開いているので傘不要とまではいかなかったのですが、雨の日におすすめの観光スポットだったと思います。

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その後那覇空港まで帰りましたがけっこうな雨で、空港に着いたのは時間ギリギリでした。保安検査場を抜けて、ラウンジを御手洗いだけ済ませるというもったいない使い方で抜けて帰りました。

最後に、僕はケータイをレンタカーの内に忘れて、ケータイだけ沖縄を追加で1泊2日してきました。すぐに見つかりレンタカー屋とも連絡がつきましたが、手元に戻るまで落ち着かず、Find iPhoneでケータイを紛失モードにして跡を確認していました。僕のケータイを乗せた車が道の駅に寄ったり居酒屋に寄ったりするのを見ていて、やっぱGPSって怖くね?なんて思ったりしていました。以後気をつけます、と宣言して記事を終わりにしたいと思います。

沖縄のホエールウォッチングが凄まじかった話

3度目の沖縄旅行①

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2月下旬に人生で3度目の沖縄旅行に行ってきました。1度目は中学の修学旅行、2度目は去年7月のプレ新婚旅行。

 

2度目の沖縄は書いてないのになんで3度目を先に書くねんという話ですが、タイトルにもしたホエールウォッチング!この事で書きたかったんです。本記が「春休みは卒業旅行で沖縄だぜ!」みたいな学生あたりを3人救えばいいなとか勝手に思ってます。そんな読まないと思うけど。

あとは記憶の逓減率の関係ですね。去年7月の話は1週間や2週間遅くなっても、覚えてる話は変わらないけど、2月の話は違うかなと思って。

 

・day1 シブめの旅

伊丹空港から那覇空港へ。いつのまにか伊丹空港ANAラウンジが別の場所に移動してて、すごく綺麗になってました。新千歳のラウンジに似た感じ。マネケンの期間限定チョコワッフルは提供時間外で食べられなかった…。

スイートラウンジにはご当地伝統工芸アートが飾られていました。こういうご当地手工業ってアートには違いないのですが、美術館みたいな抽象的な空間に置いてしまうと意味が変わってきてしまうと思います。“民芸”をちゃんと知っているわけではないのでなんとも言えないけど、使ってなんぼの世界な気がします。民芸アートが“具体的”でいられるのはせいぜい各家庭の床の間までなのかな。

そんな話はよくて、前はモノレール側にあって飛行機なんて一切見えなかったANAラウンジが思いっきり飛行機ビューな場所になったのがチョー嬉しいです。邪魔な張り出しもなくて羽田よりもよく見えます!最高。

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飛行機はアップグレードポイントでプレミアムクラスを狙っていたのですが、アップグレード開始可能になってすぐ見たけど満席でした。この時期の沖縄って人気なんですね、残念。

 

沖縄好きの先輩に美味しいと聞いて、ポーク玉子おにぎりというナイスなジャンクフードを空港で食べようと思っていたのですが、すっかり忘れてすでに車を借りてしまっていたので、別の店舗がある北谷アメリカンビレッジという所まで観光も兼ねて行ってきました。行ったらびっくり、これでもかと“映え”を意識したアメリカンなフォトジェニックスポットでした。USJにこういうエリアあるよねとか思った。壁に絵が描いてあってその前で写真を撮るやつ、一生やらないだろうなとか思ってたんですが、やってしまいました。旅先のノリって恐ろしい。

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目当てのポーク玉子おにぎりは美味しかったです。プレーンは割とおにぎり寄りで和な感じが残ってるのですが、トッピングによっては急にアメリカンジャンキーに化けます。僕は味噌にしたのですが、プレーンよりはヤングな味がしました。でも美味しかったし、楽しさもあっていいね。

 

・やちむんの里がよかった話

そこから妻のセレクトで読谷村のやちむんの里に行きました。焼き物=やちむんかな?これが大当たりでした。彼女センスあるわ、めっちゃよかった。田舎感もありながら、どの工房もお洒落で、器は美しいものばかり。元々は米軍の不発弾処理場だったという爆烈な現場ですが、いまはたくさんの工房が集まり、のどかな雰囲気です。

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雨上がりのじっとりした湿度で蒸し暑く、カエルの声もして、次に吹く風が楽しみな感じの気候。さながら梅雨のようでした。妻はしきりに「田植えくらいの季節やな」と言ってましたが、彼女の季節感はほとんどの日本人が失ってしまった農耕民族的感覚で、すごくよいなといつも思います。季節と田んぼや作物や動植物が密接に結びついている感じ。僕なんて旬のものにも疎いのに。

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高いやつを見ているとキリがないですが、手頃なやつを買って帰りました。茶碗と、彼女は髪留め。陶器の髪留めってなんかいいですね。渋くも可愛さがあって、いい買い物をしました。伊丹空港のラウンジにあった使わないアートとはちがう、使うアートですね。ここは“道具”と書いて“アート”とルビを振っといてください。

 

先月、大阪は中之島にある東洋陶磁美術館でやっていた「オブジェクト・ポートレート」という企画展に行っていたので、焼き物はいいタイミングでした。その企画展は陶磁器のある部分を抽出してシルエット写真に落とし込んで、ミニマルなポートレートにしてしまうというもので、かなりツボでした。

道具である陶磁器をめちゃんこミニマルな抽象にしてしまうというのがよかった。個人的に密かな楽しみとして、新幹線やら電車やらの鉄道から一部分だけを写真で切り取って、デザインを作るみたいな遊びを最近していたので、余計に面白く見られました。白磁なんてそれだけでも十分ミニマルなのに、それをさらに抽象化しちゃうんだからそりゃ楽しいよね。

沖縄のやちむんはやっぱり造形にすこし大陸の香りがして心くすぐられました。使いどころが見出せなくて買いはしませんでしたが。

 

・夕飯がよかった話

夕飯も妻のセレクトで読谷の「島食堂 てぃーあんだ」というご飯屋さんに行きました。夜営業は予約制というこのお店、うちなータイムが楽しめてよかったです。“てぃーあんだ”は“手間のかかった”という意味らしいですが、丁寧に作られたご飯を楽しむことができます。とーろんとろんの豚の角煮が優勝でした。あと器が全部やちむんなのもとてもよかった。あんなのを見せられたら絶対欲しくなってしまってたので、さっきやちむんの里で買っといてよかった〜とマジで思いました。

ただ、猫が苦手な人はやめておいたほうがいいかもしれません。逆に猫が好きな人は行ってください。猫が3匹いるんですが、僕らが行った日は3匹とも積極的に甘えてきてくれて、オーナーさんも認める猫カフェ状態でした。もともとその土地に住んでいたおばあちゃん猫とその息子、誰かが持ち込んだ捨て猫の3匹らしいのですが、そのおばあちゃん猫の人慣れったらなかったです。僕の椅子に上がってきて、背もたれと椅子の間で眠るという具合で、客にもまったく気を遣いません。くそかわいい。

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僕も妻もめっちゃ猫は好きなので、ほんと癒しでした。オーナーの方も気さくで優しくよい人で、またランチも来てみたいなと思いました。2時間以上いてしまった気がする。ランチは予約不可らしいんですが、並ぶんかな。ちなみにめっちゃ分かりにくい場所にあります。下調べ必須。写真は帰りがけに「我を撫ぜよ」と仰せのお猫様です。

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・1日目おわり

書き始めてから気づきましたが1日目の記事で満足な分量で、ホエールウォッチングまで到達しませんでした。2日目を書くようにしたいと思います。すみません。笑