ぶらりのつもり。

平成生まれがよい大人を目指す道ログ

森道市場2018録①

2度目の森道市場へ

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本当に今さらですが、気持ちのよい時期が終わりつつあるので、気持ちのよい時期の話を書きたいと思います。

5/12〜5/13で出かけた音楽フェスの話です。まぁ実際はバカ雨に降られて泣きべそかきそうになって帰ったのだけど。

 

森道市場という野外イベント

あの週末は毎年GW明けの週末に行われる森道市場という音楽フェスに遊びに行ってきました。主催者はあれはフェスじゃなくて野外イベントだと言っているらしく、会場にたくさん人がいる割にはステージ前には人がいないから、僕も厳密にはそうなんだろうなと思います。音楽目的でなくても楽しんでる人がたくさんいるからだと思います。

 

でも僕は音楽を聴きに行って友達とおしゃべりをしてお酒を飲むという機会を求めているので、僕の中では音楽フェスと呼んでまったく相違ないと思います。毎年、遊園地の遊具に乗りたいとか海で遊びたいとか思うのですが、好きなバンドを回ってる内に終わってしまう。

 

今年は登山用ゴアテックスが敗れるほどのバカ雨により2日目は生きた心地がしませんでしたが、それでもいい思い出はあります。なんとか生きて大阪に帰れたので、楽しかったことや感じたことを書きたいと思います。

 

5/12、森道市場day1

晴れの参戦

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森道市場は愛知県は蒲郡市で行われるフェスです。名古屋駅からJR東海道線で1時間。遠すぎないという絶妙な遠さ。会場では関西弁も関東弁も聞こえてくるけど正直、みんなよく来るなと思います。他には何もないよ蒲郡

僕は仕事で週に1,2回は三河に用があるので、さすがに蒲郡までは行かないのだけれど、名古屋からそっち方面の電車には明るいのです。なんなら今も三河から大阪へ帰る列車の上なのです。まだ着かない。

 

早起きして7:30の新大阪駅に友人と集合。名古屋までは第二の通勤ルートみたいなものなので、こういう時は勝手がわかって嬉しい限り。新大阪〜名古屋は12号車に乗っておくと新大阪で階段を上がってすぐ列車に乗り込んで、名古屋で列車から降りてすぐ階段を降りられます。あとゴミ箱にゴミを捨てたい人は東京方面13号車側の扉がおすすめです。

 

去年は朝からめっちゃ雨だったので、今年は新幹線に乗ると青空なことが嬉しくて、大山崎あたりでもう楽しくなってきてました。太陽は偉大なり。青空は尊い。窓の大きい700系に乗っていたのでなおさらです。C54編成でした。去年の6/7にも乗っています。気色が悪いことを承知で申しあげますが、僕は乗った新幹線の編成番号を記録しているので、同じ編成に当たると久しぶり〜元気〜?という感覚になります。

 

名古屋駅東海道線の新快速に乗り換えて、三河大塚駅まで行くのだけれど、車内は行き先が同じと見える人ばかりで、なおテンションが上がります。車内みんなはもう楽しそうで、フェスはこうでなくてはね。

そのぶん、三河大塚駅ではあまりにみんなが降りるものだからたいそうな混雑でした。端っこに乗っていたこともあって、降りてからずらっと並ぶ出口までが遠い。来年があれば真ん中へんに乗ろうと、もうひとつ学びました。

 

三河大塚駅で東京からの友人たちと合流して、遅れて参加する組を除くパーティが完成しました。三河大塚から会場まで歩くのだけれど、雨のせいで遠く感じた去年に比べて近いこと近いこと!海沿いを歩く所もあって気持ちがよいし、健脚ならバスなんか要らないね。もっと子供連れに譲ってあげてはいかがでしょう。

 

会場は去年と同じでしたが、動線がすこしいじらられていました。自分でも内輪ながら小さいイベントをやるようになってから、そういったところを見てしまうようになりました。おこがましいとは思うけど、学ぶのは悪いことではないと思うので、ええよね。

去年渋滞していた道路側の出店エリアはすこし整理されてたと思います。一方で、入口が謎に遠く離され、説明も分かりにくく、信号のある交差点付近は時間によっちゃ大変だったみたいですね。後からSNSで読んだ話だけれど。なんでああ動かしたのだろう。知りたい。

 

何を聴くのだ

僕の1日目の流れはこうです。

在日ファンク → John John Festival →Nulbarich→アジカンOriginal Love

在日ファンクは学生時代にやっていた音楽のせいで、リハからしてもうよかった。ギターの音色だけで練習スタジオを思い出しました。やっぱりファンクはまたやりたい。

ジョンジョンは客層がとてもジョンジョンで、面白かったです。映画タイタニックにディカプリオが優雅な船上ダンスパーティーの下で、船の下の方で、アイリッシュダンスをするシーンがありますが、描かれているようにアイリッシュダンスは身分の高い人たちのものではありませんでした。それがオーガニックナチュラル系お洒落ピープルにこのように消費されているのは不思議であります。けなしたみたいな言い方になったけどそうではなくて、他意はなく単純に雨白いなというだけです。僕は無印良品は好きです。

ナルバリッチは歌が音源のままでびっくり。上手いなぁ。ただ、ずっと一度聴きたいと思っていたのでけっこうメインに据えていたつもりだったのだけれど、割とあっさり聴き終えてしまいました。

その対極な感想になったのがアジカン。中坊の頃からアホほど聴いてきたアジカン。邦ロックではぶっちぎりで1番好きですが、もう何度もライブに行ったし、6月には骨芋盤のツアーにも行きます。まぁちょっとでええかなぁ〜と思って遅れて行ったら、クソエモでした。さすがに人が多くて、風向きのせいで音が安定しないくらいには後ろの方だったのだけれど、クソエモでした。今を生きて→生者のマーチ→海岸通りって、最高か。やってくれるだろうなとは思っていた生者のマーチ、ライブ最高でした。やっぱあれいい曲だね。海岸通りの匂いがすこしする気がする。

最後に、この日のトリはOriginal Loveだったのですが、ベストアクトでした。知らない曲まで全部よかった。帰ってからめっちゃ聴いたアーティストの1つでした。キャラにびっくりしたところもあり、惚れました。いい音楽やるなぁ。余韻がすごかった。ありがとう音楽。

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Original Loveのおかげで、終演後は三河の日本酒で酔っ払いました。翌日の雨を危惧して開催された砂浜でのアイリッシュパーティで踊ったりもしました。

 

今思うと1日目はどれだけ楽しく幸せであったことでしょうか。去年フェスや山で雨を経験して打たれ強くなったと思っていた僕は、翌日の惨状をまだ思い描きもしないのですが、2日目の話はまた続きといたします。